人気ブログランキング | 話題のタグを見る

三日坊主の日記帳

springmam.exblog.jp
ブログトップ

八十の手習い

ワタシの母は、今年79歳、傘寿を迎えました。

数年前から、「物忘れ」もひどくなり、
家族としては、なにかと心配は募ります。

それでも、
掃除洗濯の一切を担っている83歳の父と
買い物と食事を担当する母とふたり、
ときどきケンカをしつつも、睦ましく、
自立した生活を続けています。

たまに様子を見に行くと、
この前ワタシが言ったことはすっかり忘れており、
自分は相変わらず、同じ話を繰り返します。

そんな時、唐突に
「そういえば、この前のミシン教室で作った服、アンタ着ない??」
といいました。

ワタシ「???ミシン教室って・・なに??」

ハハ「あたし、ミシン教室行ってんの。週一回。言わなかったっけ?」

ワタシ「知らないよー。いつから?」

ハハ「今年の春?6月に足を怪我して2ヶ月休んだでしょう・・で、9月からまた行ってんの。」


ビックリ、です。

母は昔から、お裁縫は得意でした。
体が小さいので、既製品もよく、袖や襟ぐりをチャチャと直して着ています。
ミシンも持ってはいましたが、
お教室に通うにあたり、
洋裁を仕事にしているような人が使う「ロックミシン」を購入したというのです。

まさか、悪徳商法にでも騙されたんじゃないかと心配しましたが、
どうもそういったものではなさそうです。

「ロックミシン」は、裁縫をやるワタシにとっても、憧れのミシンです。
でもまさか、母が買ってまでやりたいと思っていたなんて、知りませんでした。

ロックミシンは、上糸だけでも四本もセットしなければならず、

母は笑いながら
「何度教えてもらってもね~覚えらんないの~。へへへ。」

「だからね、お教室のミシンを使って、先生に教えてもらいながら作るんだよぉ。
おうちのミシンは1回も使ったことないのぉ。
ワタシが死んだら、あんたにあげるからね~。えっへっへ。」

(えっへっへ・・じゃないし・・。)

「・・んで、どんなもん作ってるの?」

正直、80になろうとしている人が、
ちゃんと外に着て行けるものを作れるなんて・・思ってはいませんでした。


「・・ちょっと待ってよぉ。どこにしまったかなぁ・・。」

「・・・」

「いっぱいあるんだけど、自分じゃぜんぜん着ないから・・。」

「・・・」


狭い家のあちこちの引き出しをあけて、大騒ぎです。
毎日、毎日、
「あれはどこだったっけ?」
を繰り返す日々。


「・・・。あった!あった!!」

端切れとともに、出てくる、出てくる・・。
ゆうに10着以上はあったでしょうか。

自分じゃ着ないそうです。
かぶりものは嫌だとか、
年寄りなのに赤いのなんて・・とか言って。

初級者だから、自分であれこれ好きなように作れるわけじゃなく、
先生が裁ってくれた布と、決まったパターンで、作るだけ。
作品は一日でだいたい完成するそうです。

それでも、大きめに裁ってもらったという何着か、
ワタシにも着られそうなものがあったので、試着してみました。

「あら、アンタにいいじゃない?持って行きなさい。」
と嬉しそう。

縫い目もきちんと真っ直ぐで、既製品と見紛うほどです。

人間、いくつになっても遅すぎるということはないですね。

<母の作品>
赤いカットソーと、ボレロ
八十の手習い_c0004167_1828111.jpg



緑のボトルネックと、グレーのアウター
八十の手習い_c0004167_18282675.jpg


まだボタンをつけてないジャケット
八十の手習い_c0004167_18283885.jpg
# by tomoyon.n | 2010-11-19 18:35 | ファミリー

スタジアムにコブクロ

味の素スタジアムで行われた【コブクロスタジアムライブ2010】に行ってきました。
コブクロのライブは、5年ぶりかしら??

スタジアムにコブクロ_c0004167_1234091.jpg


地元かつしかのホールに、コンサートで二人が来たのは、2004年の冬でした。
ストリートを経て、メジャーデビューしてはいたものの、周辺知人の認知度はまだ低く、

「コブクロ見て来たよ♪」

「え?誰??コブクロ?イブクロ??」

反応は、そんなもんでした。

ワタシもホームページの縁で知り合った方を通じて、彼らの魅力を知ることになったばかりの頃です。
たまたま、ホールの会員だったこともあり、先行予約で前から4列目のど真ん中という、
ミラクルなシートで鑑賞することができました。
彼らも観客も、若さが漲り、ノリノリだけどアットホームで温かい、素敵なステージでした。

その頃から徐々に、CMやドラマのテーマ曲に使われるようになり、そして一気に大ブレイク。
翌年のNHKホール公演では、辛うじて三階席を取れたものの、
2006年の日本武道館のチケットは、もう取れなくなってしまいました。
そして、2007年はついに『蕾』で日本レコード大賞受賞。
とうとう紅白出場も果たし、日本人ならもう誰も「イブクロ」とは間違えない、
名実ともにビッグなアーティストに成長したのは、言うまでもありません。

ワタシはというと、【アラシゴト】などあれこれ本命(?)や浮気心(?)に現を抜かし、
多忙な日々を過ごしておりましたので、コブクロからはちょっと距離を置いてましたね。
ところが今年5月、
たまたま見たチケット販売サイトで【コブクロスタジアムライブ】を知り、
ダメ元で【ポチッと】としたら、取れちゃったのです。。。

スタンド席でした。4万5000のスタジアム。
かつしかのホール(キャパ1300人)とは比べようがありませんが、
手が届きそうな距離にいた彼らが(とはいってもすでに手には届かない存在でしたが)、
今やもう国民的ビッグアーティストに成長している現実にシミジミしたのでした。

それでも、ストリートからずっと応援してきたファンが喜びそうな選曲があったり、
スタンド席や後ろの方にもたくさん気を使ってくれていました。
あの大きなスタジアムを小渕くん(小さい方)は、何周も全力疾走してましたしね。
一方黒ちゃん(大きい方)は、基本チャリで走ってましたが・・。(笑)
野外スタジアムという大きな会場でやることを彼らは「挑戦」と言っていましたが、
歌をあなたに届けたいという思いに、会場の大きさは関係ないのかもしれません。

SMAPや嵐というアイドルの野外競技場コンサートを経験しておりますから、
【ペンライト禁止】のコブクロライブに、ちょっとした違和感を覚えましたけれども。
二の腕を振り、スタジアムウェーブもし、
懐かしい曲に体を揺らし、楽しいライブになりました。


・・それにしても、ちょっと残念だったのは、
スタジアムライブを鑑賞する人々のマナー。
尋常でない数の客を集めたイベントですから、キケン回避するための「規制退場」は常識です。
嵐コンでもそうですが、場内放送がかかってからは、結構みなさんお約束を守って、
自分の番まで座って待っている人のほうが圧倒的に多いので、それが当たり前だと思っていました。

しかし昨日は、アンコールの演奏後(あるいは演奏中にも!)
まだコブクロがステージ上にいて、観客に向かって挨拶をしているというのに、
どんどん離席して、帰っていく客が、多いことにビックリしました。
コブクロが完全にステージから姿を消す頃には、すでにアリーナ席は半分くらいの席が空き、
大勢の人が出口に群がっていたのです。

【規制退場】の意味をご存知ないのかしら。
スタジアムライブに慣れていないせいでしょうか。。。

ワタシも、昨日は久しぶりの腰痛が出て、立っていることがしんどかったので、
スタンディングやジャンプで、表現することが侭なりませんでしたけれども、
コブクロをワタシなりに一生懸命盛り上げて、応援したつもりです。
いろんな事情がおありなのかもしれないけれど、
最後のご挨拶をしている間くらい、ちゃんと座って最後まで拍手を送ってあげて欲しかったなぁ。

ホールのコンサートだと、アンコール時に、拍手で迎えるというより
「ストリートのテーマ」というインディーズ時代の曲を、お客さんがみんなで口ずさむのが慣わしでした。
知らない方も多いだろうし、
(実際「ライブ、初めての人~?」の黒ちゃんの質問にたくさんの拍手が沸いてましたから)
演目の最後に、コブクロ自身が歌って、その盛り上がりのまま終わったので、ずっと拍手が鳴っていました。
けれど、古参のファンは、一生懸命、拍手にかき消されながらも、リフレインしていたみたいですね。
スタジアムのスタンドでは、それはぜんぜん聴こえてこなくて、少々寂しかったんですけれども。。。

マナーの良し悪しや、彼らへの愛や応援する気持ちの重みに、
古参だから、新参者だからということは、まったく関係ありません。
そんなことで区別する気も、偏見も持ちません。
ただ今後ワタシは、、スタジアムより、こじんまりしたホールで観たいなぁと、
個人的に思うだけのこと、です。

MCで小渕くん。
「4万5千のお客さんを集められるようになりましたが、
路上で20~30人相手に唄っていた時と同じように、
多くの人が元気になってくれるように。
変わらない気持ちのまま、これからも新曲を書き続けていきます!」
と言ってました。
彼らの歌を聴いてくれる人がいる限り、彼らの想いは果て無き旅を続けるのでしょうね。
またどこかで会えるといいなぁ。
# by tomoyon.n | 2010-10-04 12:03 | 音楽

だいぶ伸びました

秋の長雨、
今日も朝からよく降っています。

写真は昨日。
ちょっと雨は小休止でしたので、
空の写真を撮ってみました。
ちょっと指が写っちゃった・・(^_^;)

だいぶ伸びました_c0004167_1945817.jpg


遠くに、スカイツリーが見えます。
だいぶ大きくなってきましたよ。
現在470メートルだそうです。
第二展望台のあたりを作っているのかな?

だいぶ伸びました_c0004167_19545583.jpg


少し拡大してみるとこんな感じ・・。

だいぶ伸びました_c0004167_19533144.jpg



今年5月は、まだ390メートルほどでした
# by tomoyon.n | 2010-09-30 19:55 | つれづれ日記

チャリンコで

ビンビン走りたくなるような
爽やかな風が吹いてます。

今年はもう「秋」はこないんじゃないかって、大変心配しましたが、
ちゃんと来てくれましたね、秋。
こんなに待ち焦がれた秋も珍しいですが、
季節は巡って、冬になれば、「寒い寒い」と、
早く来い来い春よ来い、と思うのでしょう。
そんなんだから、時の経つのが早いはずです。

ところで、昨日、
会社へ行く駅までの道のり。
いつものように娘のチャリンコで突っ走っておりましたら、

事故っちゃいました・・。

飛び出してきたオジサンの自転車を避けようと
急ブレーキをかけたら、みごとにビシッと止まってくれて、
あまりにもビシッと急に止まったので、
後輪が宙に浮いて、
前のめりに、ドシャーん! ・・転倒。

相手の自転車には、これっぽっちも接触しなかったので、
ワタシの単独事故ですけれども。
みごとな転倒っぷりに驚いたお相手のオジサンも
さすがに見捨てることなく、止まってくれましたが。

骨が折れたりなど、重傷ではありません。
左腕で受身をしたので、手首に少々の掠り傷と、
肩を捻挫したようです。
少し時間が経ってから、徐々に痛くなってきました。
腕を上げたり、フライパンを振ったりすると、痛いです。

「四十肩」って、こんな感じかな(笑)。
しばらくおとなしくてしていれば、治ると思います。

お相手に怪我をさせてしまったり、車相手じゃなかったのが幸いでした。

ああいうときって、
自らが倒れていく様を
まるでスローモーションを見ているように
ゆっくり鮮明に意識することがありますね。

「あ、ぶつかりそう!ブレーキ!止まった!・・けど、あ~~倒れるぅ~~~ドタっ。」

(人のことは言えませんが)
どうぞ皆さまも
お気をつけてくださいませ。
# by tomoyon.n | 2010-09-18 14:39 | つれづれ日記

ちいさい、ちいさい

ちいさい、ちいさい_c0004167_18372679.jpg


あいかわらず、真夏日記録更新中

夏空に力強い入道雲はもう見飽きたかな

それでも夕方、頬に感じた風は少し柔らかい気がして、
空を仰いだら、僅かにウロコ雲

ちいさい、ちいさい、
ほんとにちいさい秋、みっけ。
# by tomoyon.n | 2010-09-03 18:37 | 携帯から