気が付けば、明日は父の日なんですね。
そうだ、明日、白いカーネーションを買おう。
いつもニッコリ微笑んでいる、
父の写真の側に飾ろう。
父が亡くなってから間もなく、
東日本大震災があって、
ブログに書くきっかけを逃したまま、
時だけが過ぎてしまった。
100日法要と納骨も無事済ませ、
ようやく、少し冷静に、遺された母のことや、
そして、自分自身のことも、
振り返ることができるようになったと思う。
父が亡くなっただなんて、
まだ私にも信じられないことなのだから、
高齢の母がすぐにその現実を受け止められないのは当たり前なのだ。
混乱している母を受け止めることが、私にはなかなかできなかった。
私は優しくなかった。
父のような包容力が、私には足らない。
いまさらながら、父は優しかったなぁと思う。
父と話がしたい。
父のことが大好きだったのは、母だけじゃない。