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三日坊主の日記帳

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スタジアムにコブクロ

味の素スタジアムで行われた【コブクロスタジアムライブ2010】に行ってきました。
コブクロのライブは、5年ぶりかしら??

スタジアムにコブクロ_c0004167_1234091.jpg


地元かつしかのホールに、コンサートで二人が来たのは、2004年の冬でした。
ストリートを経て、メジャーデビューしてはいたものの、周辺知人の認知度はまだ低く、

「コブクロ見て来たよ♪」

「え?誰??コブクロ?イブクロ??」

反応は、そんなもんでした。

ワタシもホームページの縁で知り合った方を通じて、彼らの魅力を知ることになったばかりの頃です。
たまたま、ホールの会員だったこともあり、先行予約で前から4列目のど真ん中という、
ミラクルなシートで鑑賞することができました。
彼らも観客も、若さが漲り、ノリノリだけどアットホームで温かい、素敵なステージでした。

その頃から徐々に、CMやドラマのテーマ曲に使われるようになり、そして一気に大ブレイク。
翌年のNHKホール公演では、辛うじて三階席を取れたものの、
2006年の日本武道館のチケットは、もう取れなくなってしまいました。
そして、2007年はついに『蕾』で日本レコード大賞受賞。
とうとう紅白出場も果たし、日本人ならもう誰も「イブクロ」とは間違えない、
名実ともにビッグなアーティストに成長したのは、言うまでもありません。

ワタシはというと、【アラシゴト】などあれこれ本命(?)や浮気心(?)に現を抜かし、
多忙な日々を過ごしておりましたので、コブクロからはちょっと距離を置いてましたね。
ところが今年5月、
たまたま見たチケット販売サイトで【コブクロスタジアムライブ】を知り、
ダメ元で【ポチッと】としたら、取れちゃったのです。。。

スタンド席でした。4万5000のスタジアム。
かつしかのホール(キャパ1300人)とは比べようがありませんが、
手が届きそうな距離にいた彼らが(とはいってもすでに手には届かない存在でしたが)、
今やもう国民的ビッグアーティストに成長している現実にシミジミしたのでした。

それでも、ストリートからずっと応援してきたファンが喜びそうな選曲があったり、
スタンド席や後ろの方にもたくさん気を使ってくれていました。
あの大きなスタジアムを小渕くん(小さい方)は、何周も全力疾走してましたしね。
一方黒ちゃん(大きい方)は、基本チャリで走ってましたが・・。(笑)
野外スタジアムという大きな会場でやることを彼らは「挑戦」と言っていましたが、
歌をあなたに届けたいという思いに、会場の大きさは関係ないのかもしれません。

SMAPや嵐というアイドルの野外競技場コンサートを経験しておりますから、
【ペンライト禁止】のコブクロライブに、ちょっとした違和感を覚えましたけれども。
二の腕を振り、スタジアムウェーブもし、
懐かしい曲に体を揺らし、楽しいライブになりました。


・・それにしても、ちょっと残念だったのは、
スタジアムライブを鑑賞する人々のマナー。
尋常でない数の客を集めたイベントですから、キケン回避するための「規制退場」は常識です。
嵐コンでもそうですが、場内放送がかかってからは、結構みなさんお約束を守って、
自分の番まで座って待っている人のほうが圧倒的に多いので、それが当たり前だと思っていました。

しかし昨日は、アンコールの演奏後(あるいは演奏中にも!)
まだコブクロがステージ上にいて、観客に向かって挨拶をしているというのに、
どんどん離席して、帰っていく客が、多いことにビックリしました。
コブクロが完全にステージから姿を消す頃には、すでにアリーナ席は半分くらいの席が空き、
大勢の人が出口に群がっていたのです。

【規制退場】の意味をご存知ないのかしら。
スタジアムライブに慣れていないせいでしょうか。。。

ワタシも、昨日は久しぶりの腰痛が出て、立っていることがしんどかったので、
スタンディングやジャンプで、表現することが侭なりませんでしたけれども、
コブクロをワタシなりに一生懸命盛り上げて、応援したつもりです。
いろんな事情がおありなのかもしれないけれど、
最後のご挨拶をしている間くらい、ちゃんと座って最後まで拍手を送ってあげて欲しかったなぁ。

ホールのコンサートだと、アンコール時に、拍手で迎えるというより
「ストリートのテーマ」というインディーズ時代の曲を、お客さんがみんなで口ずさむのが慣わしでした。
知らない方も多いだろうし、
(実際「ライブ、初めての人~?」の黒ちゃんの質問にたくさんの拍手が沸いてましたから)
演目の最後に、コブクロ自身が歌って、その盛り上がりのまま終わったので、ずっと拍手が鳴っていました。
けれど、古参のファンは、一生懸命、拍手にかき消されながらも、リフレインしていたみたいですね。
スタジアムのスタンドでは、それはぜんぜん聴こえてこなくて、少々寂しかったんですけれども。。。

マナーの良し悪しや、彼らへの愛や応援する気持ちの重みに、
古参だから、新参者だからということは、まったく関係ありません。
そんなことで区別する気も、偏見も持ちません。
ただ今後ワタシは、、スタジアムより、こじんまりしたホールで観たいなぁと、
個人的に思うだけのこと、です。

MCで小渕くん。
「4万5千のお客さんを集められるようになりましたが、
路上で20~30人相手に唄っていた時と同じように、
多くの人が元気になってくれるように。
変わらない気持ちのまま、これからも新曲を書き続けていきます!」
と言ってました。
彼らの歌を聴いてくれる人がいる限り、彼らの想いは果て無き旅を続けるのでしょうね。
またどこかで会えるといいなぁ。
by tomoyon.n | 2010-10-04 12:03 | 音楽